Gifu Association Radiological Technologists

ご挨拶

 

ご挨拶

 

公益社団法人 岐阜県診療放射線技師会

会長 加藤 秀記

本年(2022年)6月12日に開催されました第73回通常総会ににおいて理事に選出いただき、本年度第2回理事会にて会長として選任いただきました。創立から71年目を迎える歴史ある岐阜県診療放射線技師会の会長の職務を担うにあたり、その責任の重みを強く感じています。
これまで新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い多くの事業が、計画通りに進めることができませんでしたが、今年度以降、感染拡大の状況を鑑みながらWebを適切に活用しつつ会場型での事業開催を目指していきたいと思います。
2019年から続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、変異株や亜種の出現により感染拡大を繰り返すなか感染防止と社会経済活動の両立を目指し「ウィズ・コロナ」が進められていますが、一方の医療現場では医療逼迫が深刻な状況となっています。さらにロシアのウクライナ侵攻に加え、中国・上海封鎖によるサプライチェーンの混乱があらゆる医療資材の供給に影響を及ぼし多くの困難な状況の中、日夜、医療を支え続けている皆さまに心から敬意を表します。
さて、このような人材・設備・備品の不足する状況下においても医療提供は継続していかなければなりません。この点からも働き方改革等により適切な医療を効率的に提供する体制を整備することは重要なことです。この実現のために、われわれ診療放射線技師に求められる第一歩として、医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に伴う診療放射線技師の業務拡大が重要であると考えます。本年度以降、最も重要な事業として告示研修を据えつつ、従来からの事業とともに執行していきたいと考えております。
今後、医療を取り巻く環境は急激に変化していくと予想されますが、医療を担う一員としてこれに迅速に対応する能力を発揮するためにも、先ずは“求められる業務拡大”を診療放射線技師の役割と認識し、さらに社会に貢献する職業であることを自覚すると共に、われわれ診療放射線技師が国民からより信頼されるよう活動してまいります。
今後とも、本会事業へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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